スタッフインタビュー

戸田わかくさ会ではたらく職員の声をご紹介します

先輩職員インタビュー① 福祉作業所かがやき H支援員

入職 平成26年12月

前職 インターネットサービス会社の

お客様対応

趣味 サッカー観戦

★入職のきっかけは?

求職中に勧められて受けた介護の研修が、福祉との出会いです。それまで好きなように生きてきたので、この先は誰かの役に立つ生き方をしたいと思いました。わかくさ会のことは、研修中に「未経験でも勉強しながら成長できる法人」と紹介され、興味を持ちました。


★現在の仕事の内容は?

障害があってもその人らしく働けるようお手伝いします。

具体的には公共施設の清掃、タオルたたみなどの作業があります。手順をいっしょに確認したり、体調を見ながら水分補給の声かけをしたりします。

ご本人と話し合って作った個別支援計画に沿って、働く自信を得られるような作業の割り振り・声かけ・振り返りを心がけています。


★仕事でやりがいを感じるのはどんなとき?

利用者さんの変化に気付いたときです。

人見知りが強く、作業に疲れたことが言えず泣いてしまう利用者さんがいましたが、挨拶の声をかけ続け、本人の好きな話題に触れたりして信頼関係構築に努めました。また、本人の体力に合わせて作業量を調整しました。やがて、少しずつ「疲れた」「わからない。おしえて」などと気持ちを言葉で伝えてくれるようになりました。作業への取り組みも積極的になり、任せられる仕事が広がっています。


★今後の目標は?

就職を目指す利用者さんの目標達成を、いっしょに喜びたいです。


★メッセージ

戸田わかくさ会は研修の機会が多く、福祉の仕事が初めてでも大丈夫です。大事なのは「人が好き」なこと。それ以外は経験の中で身につきます。

先輩もやさしくおしえてくれますよ!


~ある日のスケジュール

8:30出勤・朝礼
10:00作業支援 戸田駅前清掃。
ゴミを拾い残さない・歩行者のじゃまにならない・時間内に終えるなどを意識できるよう声かけします。用具の準備・片付けも利用者さんが行います。
12:00休憩
13:00生活講座
就職を目指す利用者さん向けの講座。身だしなみ・マナー・健康管理など。なぜ必要か一緒に考えることを大切にします。
16:00利用者さん終礼・退所
この後は、支援記録入力や、作業受注先への請求書作成など。
17:15 退勤
ケース会議などで残業になることもあります。



先輩職員インタビュー② 障害者生活支援センターわかばNコーディネーター(相談員)

入職 平成28年4月

前職 出版社の営業事務職

夢 旅先でのドライブ(運転のほうも「わかば」なので…)

★入職のきっかけは?

前職は介護離職しましたが、介護の悩みを専門職の方に相談することで、先のことを考えられるようになりました。社会復帰を考えたとき、私もそのように人の役に立ちたいと思ったのがきっかけです。

たまたま近所のわかくさを見学したときに、利用者さん皆さんの個性に惹かれ、このままここで働いてみたいと思いました。


★現在の仕事の内容は?

困りごとのある方からお話をうかがい、その方らしい暮らしの実現に向けて、できることを一緒に考えていく仕事です。

内容は健康・お金・人間関係・住まいなど多岐にわたります。一緒に気持ちを整理したり、社会資源の利用につなげたりします。必要に応じて就労支援センターなどの他機関と連携することもあります。

その他に、将来の暮らしを考えるきっかけ作りとして、ご家族向けの勉強会を企画したり、日中の居場所作りといった取り組みも行っています。


★仕事でやりがいを感じるのはどんなとき?

「つなぐ」ことができたときです。

ヘルパーなどのサービス利用につなぐだけでなく、企画したイベントで参加した方同士が情報交換したり、支援会議で初めて支援者が集まるような場面もそうです。しかし支援としてはそこからが大事かもしれません。


★今後の目標は?

わかばの先輩方のように、相談する方の気持ちに寄り添いつつ、しっかりと支援の組み立てができるようになりたいです。


★メッセージ

誰かの生活を支えるという重みのある仕事ですが、やりがいは充分です。日頃から相談しやすい雰囲気があるので、経験にこだわらず、色々な方にチャレンジして頂きたいです。


~ある日のスケジュール

8:30出勤・朝礼
10:00勉強会打合せ
テーマや日程、役割分担を話し合います。法人内の職員が、部署の垣根を越えて参加しています。
11:30電話相談
精神科病院の相談員さんから「ある患者さんの退院後の生活の準備を、一緒に考えてもらいたい」と相談がありました。概要をうかがい、病院訪問の日程調整をしました。
12:00休憩
13:00訪問
この日は重度(寝たきり)の方を訪問し、ご本人の希望に応じて一緒に音楽を聴いたり、お話をしました。楽しい時間を共有しつつ、ご本人の意思決定を支えるつもりで関わっています。
16:00訪問
学校を休みがちなお子さんのことで、お母さんからの相談。市(こども家庭課)の相談員さんも同行します。
17:15 退勤
お勤めしている方からこの時間帯に相談が入ることも。その場合はちょっぴり残業です。