『親なきあとのこと、いっしょに考えよう!』勉強会2023 を開催しました
基幹センターが前身のわかばの頃に行っていました「親の5年後 子どもの5年後 いっしょに考えよう!!」勉強会。コロナ禍の 影響で2020年を最後に中断していましたが、およそ3年半ぶりの9月11日(月)に上戸田地域交流センターで開催しました。 基幹センターになって初めての開催ということで「親なきあとのこと、いっしょに考えよう!」と会の名前もちょっぴりリニューアル。 家族が集まって、障がいのあるわが子の将来のために今からできることをいっしょに学び、考えるというコンセプトははそのままに、 今回は「成年後見制度」について学びました。
|
講師は埼玉司法書士会の西内恵美子司法書士。後見業務の受任 経験豊富なベテラン先生ということで、ご自身が関わった事例 紹介もまじえて後見制度の基本について講義いただき、そのあと 質疑応答の時間をもうけました。 質疑応答では親族後見のポイント、費用のこと、相談先や 申立てのタイミング、後見類型(後見、保佐、補助)の判断 など、後見制度の将来的な利用を想定した質問が多く、ご家族の 関心の高さがうかがえました。 |
障がいのあるお子さんの将来の生活費を貯めようと、ご家族が
極度に切り詰めて生活する必要はありません、というお話も。ご
本人が成人すれば障害年金や生活保護などの制度の活用でまかなえ
るため、今あるお金は今必要な物を買ったり家族で楽しむことに
使いましょう、との説明に多くの参加者が納得の様子でした。
今回の参加者は23名。わかくさ会ご利用者のご家族のほか、市内グループホームや相談機関の職員さんも参加してくださいました。 基幹相談支援センターでは、障がいのあるご本人やご家族の将来の安心のために今からできること。具体的に考えるきっかけとなるような 勉強会を今後も企画してまいります。 今後とりあげてほしいテーマ、参加しやすい時間帯などのご意見、その他何か良いアイデアがありましたら、ぜひお寄せください。 |
障がいのある方の生活に関するなんでも相談窓口としてさまざまな相談に対応するほか、誰もが暮らしやすい地域づくりに取り組んでいます。
事業所種別 | 戸田市障害者基幹相談支援事業 一般相談支援事業(地域移行支援・地域定着支援) 特定相談支援事業 障害児相談支援事業 精神障害者早期退院支援事業 |
---|---|
所在地 | 〒335-0022 埼玉県戸田市大字上戸田5番地6号 戸田市福祉保健センター内 |
TEL/FAX | TEL : 048-446-6785 FAX : 048-446-6752 |
kikan@wakakusa-kai.com | |
設置年月日 | 令和3年10月1日 |
当センターでは以下のような業務を行っています
*総合的・専門的な相談支援
・暮らしのこと、家族のこと、お金のこと、将来のことなど、生活に関する最初の相談窓口
・夜間・休日も含む緊急相談対応
*地域移行支援・地域定着支援
・入院・入所中の方の退院後の生活を支えるための調整
・住まいの確保に関する支援
*権利擁護
・戸田市障害者虐待防止センター業務
※障がい者虐待の通報・相談窓口となっています。これは虐待なのかな、通報なんて大げさかな…という場合でも、まずはご連絡ください。
・障がい者差別に関する相談対応
・成年後見制度利用に向けた支援
*地域の支援体制強化・ネットワーク化
・市内の相談支援事業所の後方支援
・市内の相談支援専門員の育成
・関係機関との連携、ネットワーク構築
・戸田市障害者自立支援協議会の運営
*その他
・地域で孤立し支援が届きにくい方へのアウトリーチ
・精神科病院・施設などへの地域移行支援の働きかけ
・誰もが暮らしやすい地域づくり
・ピアサポートなど当事者による自発的活動の支援
※開所時間外、日曜祝日、年末年始につきましては緊急の相談に限り対応いたします。
(緊急の相談とは…家族の急病等で障がいのある方がお一人で過ごせない場合や、虐待などにより居場所の緊急確保が必要な場合の相談です。)
※既に担当の相談支援専門員がいる方は、担当事業所へ直接ご相談ください。
※他機関とは、行政、医療、教育、司法の各機関、相談支援事業所、障害福祉サービス事業所など
戸田市障害者基幹相談支援センターは、より専門的で丁寧なお手伝いができる事業所として、以下の体制加算が適用されています。
*行動障害支援体制加算
*精神障害者支援体制
*要医療児者支援体制加算
それぞれの支援者養成研修を修了した相談支援専門員を配置し、ご本人が望む暮らしの実現に向けてお手伝い
させていただきます。